「どういうタイプの人が、統合失調症になるのですか」と町会長。
「統合失調症になるのは、先ほど言ったように天才系です。」
「天才系は、皆、統合失調症になるのですか」と町会長。
「基本的には、そういうことになります。普通の人は、脳が機能低下すると鬱病になり、それ以上脳の機能低下が進むと死んでしまいます。」
「なるほど」と町会長。
「超天才系は、脳の機能低下が進むと妄想がひどくなりますが、先ほど言ったように、生物学的に進化しているので、社会生活に問題が起こるようなことはありません。超天才系は、妄想と現実の区別ができるのです。」
「なるほど」と町会長。
「実は、先ほど話した1級建築士は、1カ月ほど前に、統合失調症になってしまいました。」
「本当ですか」と町会長。
「1級建築士は、仕事ができない娘さんのためにお金を残してあげたかったのです。」
「それで限界的に働いていたため、仕事に必要な陰の車を分解して処分することもできず、詰碁や英作文もできなかったのですか」と町会長。
「おっしゃる通りです。今考えると、1級建築士の家系は、晩年になると、突然、統合失調症になる家系なのです。」
「脳の進化が普通の天才系より遅れているためですか」と町会長。
「おっしゃる通りです。しかし、近所の人は、誰も、そのことを知らないのです。」
「亡くなった1級建築士のお兄さんも統合失調症だったが、近所の人は誰も気がつかなかったということですか」と町会長。
「おっしゃる通りです。僕の妹は1級建築士の中学時代の同級生ですが、晩年になると統合失調症になる家系だということは知りません。」
「不思議な話ですね」と町会長。
「おっしゃる通りです。しかし、今考えてみると、近所の人は1級建築士の家は、近所づきあいをしない変わった家だと思っています。」
「なるほど」と町会長。
「妹が同級生だったので、長い付き合いになるのですが、1級建築士は、絶対に友達を作らないのです。」
「それでは、気の合った人と一緒に遊ぶことがないということですか」と町会長。
「一緒にスキーに行ったりしたことはあるのですが、表面的な関係だけで、友人という関係には決してならないのです。ですから、僕との関係も単なる仕事上のつきあいに過ぎません。」
「なるほど」と町会長。
「1級建築士は、脳の機能低下がある所まで進んだときに、突然、フォスファチジルセリンやビタミンD3が効かなくなり、記憶を失ってしまったのです。」
「それと同時に統合失調症になってしまったということですか」と町会長。
「記憶を失うのが先行し、しばらくして、統合失調症になっています。」
「付き合いがあるのは仕事関係だけなので、記憶を失って仕事ができなくなれば、統合失調症になったことをだれにも知られずに済むということですか」と町会長。
「おっしゃる通りです。見た目で統合失調症は分かりません。」
2021/10/27
<水道後記49>
急いで複合継手を片付けて、ウェブで外形13mmのアルミニウムパイプを探して注文した。翌日届いたが、内径13ミリのポリエチレン管に挿入すると隙間ができてしまう。それで、外形14mmのアルミニウムパイプを購入し直した。それでも、わずかに隙間ができてしまう。『ポリエチレン管は夏場は著しく膨張しているんだ』と思った。
そして、外形15mmのアルミニウムパイプを購入し直したが、太すぎたので、外形14mmのアルミニウムパイプを実験に使うことにした。<続く>
<筆者の一言>
今日、東京都水道局から『水道料金・下水道料金に関するお知らせ』が届いた。9,10月分のは13,285円だった。水道工事を頑張るしかない。
2024/10/11
